ブランドロゴはドアマン!入口に立つか出口で待つか?

ブランド作りにおいて「ブランドロゴを入口にするか、出口にするか」という選択に立つことがあるだろう。この決断はシンプルに思えるかもしれないけど、実はブランド体験全体に対するアプローチを示す大切な道標になるんだ。そして、君のブランドがどの道を進むべきかのヒントになるんだ。

では、まず「ロゴを入口にする」戦略について見てみよう。このアプローチでは、ブランドの主要な特性や特色をロゴに込める。それがブランドのメッセージをお客さんに伝える最初の接触点となる。例えば、新しく開店するラーメン屋について考えてみて。この店のロゴは、店の玄関やウェブサイト、さらには広告やチラシに掲載される。そして、そのデザインから「ここは本格派のラーメン店だ」、「ここでは地元の食材を使ったラーメンが楽しめるんだ」といったメッセージが伝わる。

一方で、「ロゴを出口にする」戦略では、まず最初に提供するのは、ブランドが提供する体験そのもの。先ほどのラーメン屋の例で言えば、お店の内装やメニュー、スタッフのサービス、そして何よりもそのラーメン自体がすべてその体験を作り上げる。そして、お客さんがその体験を満喫し、店を出るときに、出口のドアやレシートに記されたロゴが、その素晴らしい体験を締めくくる役割を果たすんだ。

それぞれの戦略には一長一短がある。どちらが正解というわけではない。大切なのは、あなたのブランドがどんな体験を提供し、どんなメッセージを伝えたいのかを明確にすること。そして、そのブランドの特性に最も合った戦略を選択することなんだ。

とはいえ、これらの選択はブランド作りの初期段階だけでなく、ブランドの成長とともに再評価することも重要だよ。ブランドのメッセージや体験が進化するにつれて、ロゴの役割も変わってくるかもしれない。そんな時こそ、ロゴを入口にするか出口にするか再考する良い機会だと思うよ。

だから、これからロゴを作るとき、または既存のロゴを見直すときは、そのロゴがブランド体験のどの部分を強調するのか、どのタイミングでお客さんに伝えるのかを考えてみてほしい。それが新しいブランドの成功への道を切り開くための重要な一歩となるんだよ。あなたのブランド作りの旅が、思い描いた通りの成功を収められますように。

https://note.com/takesato666/n/n719eb2286cc6

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